日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。
今回は股関節の怪我予防です。
怪我はどうして起こるのか?
物凄く端折ってお伝えすると”使い過ぎ”です。
日々のカラダの使い方によって、カラダには得意な使い方と苦手な使い方が出てきます。
得意な使い方とは、毎日のように繰り返し行っている動作です。
筋肉や筋膜、靭帯と言った軟部組織は、過度に繰り返し使うことで、小さな傷を重ねて、硬くなり、弾性を失います。
そうして負荷がカラダの許容範囲を超えると、怪我として表面化します。
未来の怪我を見つけるには、自分の得意なカラダの使い方を見つけ、”使い過ぎ”を防ぎ、ケアすることがポイントです^^
トレーニング中の動作はもちろんのこと、日常生活動作を観察することも必要です。
自分の得意なカラダの使い方を見つけるコツは、自分のカラダの関節可動域を知ることです。
その為の簡単チェックを今回もやっていきましょう!!
では【股関節編】です!!
①仰向けになります
②片膝をかかえこむように胸に近づけます
③真っ直ぐ、内、外と3方向にかかえこみます
A.3方向どれも胸の高さまで抱え込める→股関節は上手に使えています
B.3方向いづれかで胸の高さまで抱え込めず、硬さを感じる→股関節の使い方、黄色信号です
C.3方向いづれも胸の高さまで抱え込めず、痛みを感じる→股関節の使い方、赤信号です
いかがでしたでしょうか??
Aの方は股関節を非常に上手に使えています。
普段の座り方や立ち方も姿勢が良いかもしれませんね^^
BCの方は股関節の使い方に課題があります。
座っている時に後ろにもたれる様に座っていたり。
立っている時に片側重心になっていたり。
ご自身のカラダの使い方を振り返ってみるといかがでしょうか?
未来の怪我は、今のカラダの使い方の延長線上に起こります。
こちらで股関節に負担をかけない”正しい座り方”や”正しい立ち方”を学んで、普段のカラダの使い方を見直すのもおススメですよ^^
↓↓↓
Cの方はすぐに治療が必要です。
ご来院お待ちしております。
投稿者プロフィール
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資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー
趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)
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