日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。
クライアントさんからこんな話をチラホラ聞きます。
「子供が受験なんですけど、姿勢わるくなってて」
”夏を制する者は、受験を制す”なんて言葉が出てくるほど
受験生にとって大事な夏。
夏は頑張っている受験生の座り時間が増えてくる時期です。
本人や親御さんは「○○学校受かるかな?」と心配されていると思いますが、
私たち姿勢治療家が心配していることは、座り時間の延長によって姿勢が悪くなってしまった子供たちの将来です。
せっかく頑張って受かったとしても
「カラダが疲れやすくなって学校に行けなくなりました。」
「集中力が続かなくて、何しても楽しくないんです。」
「高校で部活頑張ろうと思って入ったのに、怪我続きで思ったように出来ないです。」
などは姿勢が悪くなっていると起こりうることです。
*参考までにお読みください
なぜ姿勢なのか?Part1 背骨は脊髄(神経の束)を守るトンネル
後脛骨筋炎かもしれない|姿勢治療家がランニングによる痛みを骨格から考えてみた【運動】【骨格】
では、どんなことをお子様と一緒にやっていくと良いでしょうか??
①座りすぎて硬くなった股関節を伸ばす(股関節ストレッチ)
【引用 調子いい!がずっとつづく カラダの使い方 仲野孝明(著) サンクチュアリ出版】
座っている時間は股関節を曲げて使っている時間です。
股関節は曲げたり、伸ばしたり、回したり、さまざまな角度に動かすことが出来る関節です。
股関節をまず後ろに伸ばすところから始めましょう!
②前かがみになって硬くなった肩を開く(ダヴィンチポーズ)
【引用 魔法のポーズ 仲野孝明(著) 徳間書店】
勉強している時、問題を解いている時などは、常に手はカラダの前に来ています。
すると手の位置に引っ張られて、肩が前に入り、背中が丸くなってしまいます。
姿勢を取り戻すために、肩を開くダヴィンチポーズを行いましょう!
➂座りすぎて縮こまった背骨を伸ばす(背伸び)
【引用 調子いい!がずっとつづく カラダの使い方 仲野孝明(著) サンクチュアリ出版】
人のカラダの関節は、動かすことで栄養され、可動域を保つことが出来ます。
常に座り続けていると、背骨は正しい姿勢で座っていても硬くなり、動きづらくなってしまいます。
背伸びをして、縮こまった背骨を伸ばしましょう!
背伸びしながら、左右に倒す動きも良いですよ^^
*どの動きも痛みの出ない範囲で行いましょう。
痛みが出る場合は、カラダの組織に問題があるので、病院や当院にご来院下さい。
カラダを正しい位置で使うことが集中力を保つ秘訣です!
正しい座り方を実践しつつ
ぜひ、お子様と一緒にカラダを動かしてください^^
投稿者プロフィール
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資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー
趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)
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