なかなか腹筋がつきません…特に下っ腹が…。|姿勢治療家が伝える正しいカラダの使い方【運動】

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

今回のテーマは腹筋です。

「先生、腹筋がつかないんです。下っ腹がポッコリ出ちゃって。」

こんな相談も受けることがあります。

ぽっこり下っ腹の原因は”日常的に使っていないから”!

まずはご自分の腹筋の状態を確認してみましょう。

①仰向けになって膝を立てます
②息を吸って、息を細く長く吐きます
③息を吐きながら、お腹を凹ませて硬くします
④みぞおちから骨盤(恥骨)の範囲でお腹を触ります

いかがでしたか?
お腹の硬くなっている部位、柔らかくなっている部位は分かりましたか?

息を吐いて、お腹を凹ませても柔らかい部位は、普段から使えておらず、スイッチがオフの状態です。

ぽっこりしている方は下腹部に力が入りづらいと思います。

 

では、なぜ日常的に腹部を使えていないのでしょうか??

実は普段の座り方、立ち方に原因があります。

下の写真のように座面に左右の坐骨が当たらずに座っていませんか??

下の写真のように壁に背中をつけた時に腰の後ろのスペースに手のひら2枚以上入っていませんか?

どちらのカラダの使い方も、下腹部を使えていない状態です。

実際にこれらの姿勢をとり、下腹部を触ってみましょう。

お腹の力が抜けているはずです。

「トレーニングをしているけど、下っ腹はなかなか変わらない」という人もいらっしゃいます。

そんな方は、日頃の座り方、立ち方から変えてみましょう^^

座り方、立ち方のヒントはこちら↓です
姿勢治療家®暮らしの解剖学

投稿者プロフィール

浅川修一郎
浅川修一郎
資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー

趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)

関連記事

  1. 『寒くない日でも手足が冷えるんです』冷え性対策に正しいカラダ…

  2. 新年連休で姿勢や体がだらけていませんか?

  3. 片脚立ち出来ますか??|姿勢治療家が伝える片脚立ちの重要性【…

  4. 《クイズ11》何を解説しているでしょうか??|姿勢治療家が伝…

  5. 正しい姿勢を保つのは大変ですか?|姿勢治療家®が伝える正しい…

  6. ゴルフのスイングで手を使いすぎてしまうんです|姿勢治療家が伝…

  1. 2024.04.19

    第401回 睡眠時間6時間未満の死亡率は51.1%、今日…

  2. 2024.04.12

    第400回 当初無理だと思っていたフルマラソン3時間20…

  3. 2024.04.05

    第399回 お尻の穴を下に向けて、骨をイメージしながら身…

  4. 2024.03.29

    第398回 私におこった驚くべき足裏アーチの変化

  5. 2024.03.22

    第397回 これは困った、ギックリ腰なりたての対処法

  1. 2023.11.16

    【10のチェック項目】あなたの体の劣化具合チェック!!

  1. 2015.03.24

    体を変える一歩は、『姿勢への気づき』

アーカイブ