ホーム
ブログ
浅川修一郎ブログ, 運動, 骨格
ランニング中に姿勢治療家がチェックしている３つのこと｜姿勢治療家が伝えるカラダの使い方【運動】

ランニング中に姿勢治療家がチェックしている３つのこと｜姿勢治療家が伝えるカラダの使い方【運動】

仲野整體東京青山
姿勢治療家ⓇHEAD OFFICE
浅川修一郎です。

「先生はランニング中どんなこと意識してるの？」と質問があったのでこちらでお答えしたいと思います！

姿勢治療家がランニング中に意識している３つのこと

①下腹部の力
➁足の向き
③カラダの動きづらい部分探し

①下腹部の力

おへその下、いわゆる丹田に力が入っているかを確認しています。
下腹部の力が抜けていると、骨盤が過前傾になっていることが多々あります。
骨盤が過前傾になると、脚は後ろへ動く範囲が大きくなり、前に動かすことが難しくなります。
脚を前に運ぶためにより大きな力が必要になるので、脚が疲れやすくなってしまいます。

②足の向き

足の向きで確認していることは２つ。
・両足の間は拳2つ分空ける
股関節は骨盤の外側に位置していて、真っ直ぐに足を置くと、概ね両足の間は拳2つ分空いている状態です。
一本線の上を走ると、臀部や大腿外側など下肢の外側に負担が集中します。

・足を平行（足の2番目の指が進行方向に向ける）
進行方向に対して足が外向きや内向きなどの場合、膝の向きとねじれが生じてしまいます。
ねじれが生じた走り方では、余計な力が必要になり疲れやすくなったり、故障の原因になります。

走り始める前、スピードを緩めた時、止まった時に確認しています。

③カラダの動きづらい部分探し

走りながらカラダの動かしづらい部位を探しています。

左股関節が動かしづらいのか
肋骨が動かしづらいのか
腰が動かしづらいのか
頭の位置がキープしづらいのか
足を着く時に違和感が出るのか

日常生活で負荷がかかっている部位をランニングを通して見つけ出します。
動きづらい部分が見つかった時は、立ち止まってストレッチをすることもあります。

普段では分かりづらいことも、運動をすると「○○が動いていない」はとても掴みやすいです。

以上3点を順番に確認しながら、ランニングをしています。

①➁は大切ですが、意外と③が重要かもしれません。

「ランニングはキツイことをするんじゃなく、リフレッシュするためのものとマインドセットしている」とある患者さんが仰っていました。

③を意識しながら走り、動きづらい部位をストレッチする。
このループを繰り返すと、カラダがリフレッシュしてくるでしょう！

カラダの感覚が変わってくるのを楽しみながらランニングをして下さい＾＾

動画やブログなどでカラダの使い方を解説しています。
『正しい姿勢』『疲れないカラダの使い方』は下記のものを参考にして、実践してください！

【簡単解説】疲れない座り方の３つのポイント！！

【簡単解説】疲れない立ち方の５つのステップ！

疲れない姿勢のつくり方

暮らしの解剖学

実践している疲れない立ち方が正しいか確認したい場合はこちら↓↓

初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもＯＫ！！気づけたら直せば合格！」くらいに捉えて実践してください。

日頃感じている不調が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。

カラダの使い方を身につけて、ランニング生活を楽しみましょう～＾０＾

本ブログからお願い
この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want（あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく）方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。