姿勢が変わると人生が変わる
第14回 体の車検③【前屈】 : 本来の正しい前屈チェック
みなさんは、立ったまま、床に手をつけることができますか?
いわゆる、<前屈>テストですね。
この時、膝を曲げてはいけません。
背中や腰は丸めません。
●正しい前屈は
<脚の付け根、つまり股関節から骨盤を前に曲げて>
行います。
背中から腰にかけての柔軟性だけで行う前屈は、間違い。
脚の付け根から体が折れ曲がったような形、をイメージしましょう。
股関節から前へ倒してゆく感覚ですね。
理想の前屈ができるか否かは、
“腰に負担をかけていないか”のチェックになります。
前屈が苦手な人というのは、
膝の後ろからお尻の部分にかけての筋肉(ハムストリングス)が硬いことが多いです。
その原因を生み出したのは、現代社会における『座っている時間の長さ』。
腰を丸くして、椅子に浅く腰掛け、
腰と背もたれの間に隙間ができるような座り方では、
骨盤が後ろに寝てしまいます。
このように日々の座り方が間違っていると、
腰に痛みを引き起こします。
筋肉が癒着してしまい、ハムストリングスを伸びづらくします。
正しい座り方はこうです。
① 椅子に深く座る
② 座骨(お尻の下に手を入れた時、触れる左右1つずつのでっぱり)を意識する
③ これが座面に刺さるような状態を作る
④ 背伸びをするような上半身姿勢をキープ
一番のコツは
● 座骨を意識して座る
これだけです。
おなかにテンションがかかっている状態であれば、正しく座れています。
全員がこの座り方をマスターすれば、現代人の肩こりと腰痛はなくなりますよ。
【ポイント】
股関節から骨盤を前に曲げる、正しい前屈。
これができる人は、骨盤を立てて座りやすいのです。
つまり、腰を痛めにくい使い方ができている人なのだとわかりますね!
(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第14回目エピソードを再編集したものです)
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