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車の運転や助手席で腰がつらい方へ。姿勢治療家が見る「車での正しい座り方」
こんにちは。姿勢治療家®の仲野孝明です。
車での移動が多い方の体を拝見していると、腰痛や肩こり、股関節の違和感がなかなか改善しない原因のひとつに、「車の座り方」があります。
普段、家や職場の椅子には気をつけていても、車のシートになると急に難しくなる。
実際、最近の乗用車はふんわり座れて楽そうに見える一方で、骨盤が後ろに倒れやすく、腰が丸まりやすい構造のものも少なくありません。
今回は、姿勢治療家®仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる」PODCSTラジオリスナーさんの方からいただいた
「車を運転している時、助手席など座っているだけの時でも注意する点はありますか?」
というご質問にお答えする形で、車の中で体を崩さないための座り方をお伝えします。
車の座り方でいちばん大事なのは「座骨」です
車の中での姿勢を考えるとき、まず意識していただきたいのは座骨です。
座骨とは、お尻の下にある骨のこと。
この座骨でしっかり座れているかどうかで、骨盤の角度も、背骨のカーブも、その先の首や肩の状態も変わってきます。
体にとって楽な座り方は、本来は骨盤が立ちやすい状態です。
ところが車のシートは、座面が後ろに下がっていたり、柔らかく沈み込んだりして、どうしても座骨が寝やすい。すると骨盤が後ろに倒れ、腰が丸くなり、長時間乗ったあとに体が固まりやすくなります。
つまり、車の中でまず整えるべきは、
「背もたれ」ではなく「お尻の土台」です。
最近の車は、見た目以上に体に合わせにくいことがある
意外に思われるかもしれませんが、体の構造だけで考えると、軽トラックのように直角に近く座れる車のほうが座りやすいことがあります。
一方で、一般的な乗用車は少し寝かせた姿勢になりやすく、ソファーのようにもたれる設計のものも多い。
それが快適に感じる場面もありますが、長時間になると、骨盤が起きにくくなり、腰が中に落ちてしまうことがあります。
「なんとなく疲れる」
「腰だけ妙につらい」
「運転のあとに立ち上がりにくい」
そういう方は、車そのもののせいではなく、シートの角度と体の位置関係が合っていない可能性があります。
まずやるべきは、シートを深く使うこと
車に乗ったら、まずは浅く腰かけるのではなく、しっかり深く座ることです。
深く座ることで、お尻が安定しやすくなり、背中とシートの位置関係も整えやすくなります。
ただし、深く座っただけで楽になるとは限りません。シートの座面が後ろに傾きすぎていると、深く座っても骨盤は後ろに倒れやすいからです。
だからこそ次に必要なのが、
座面の角度と高さの調整です。
もしシートの高さ調整ができる車であれば、少し上げてみてください。
これだけで座骨が立ちやすくなり、腰の収まりが変わることがあります。
座面が合わない時は、お尻の下にタオルを使う
車種によっては、どうしても座面が後ろに下がり気味で、骨盤が寝やすいものがあります。
そういう時は、お尻の下にタオルを入れるのが有効です。
ポイントは、ただ柔らかいクッションを入れることではありません。
目的はふわふわさせることではなく、座骨を立てやすくすることです。
タオルを軽くたたんで、お尻の下に薄く入れてみる。
それだけでも骨盤の角度が変わり、腰が丸まる感じが減ることがあります。
車のシートは「座り心地」だけで選ばれていることが多いですが、体にとって大事なのは、
どれだけ自然に骨盤を立てられるかです。
背もたれは「起こせばいい」わけではない
姿勢を良くしようとして、背もたれをただ90度に起こす方がいます。
でも、それだけでは不十分です。
背もたれを起こしても、腰のあたりに空間ができたままだと、結局そこから腰が丸くなります。
見た目は起きていても、中身は崩れている状態です。
ここで役立つのが、腰の後ろのサポートです。
たとえば、ぼくがよくご紹介するバックハガーのようなものを当てると、腰が少し前に支えられて、骨盤が起きやすくなります。
専用のものがなくても、薄いクッションやタオルで調整するだけでも違います。
大事なのは、背中を押しつけることではなく、腰の自然なカーブをつぶさず支えることです。
運転席は「シートを決めてからハンドル」を合わせる
運転席でよくある失敗は、最初にハンドルとの距離だけを合わせてしまうことです。
順番としては逆です。
まず先にやるべきは、自分の体が無理なく座れるシート位置を決めること。
そのあとで、ハンドルの位置を合わせます。
おすすめの順番はこうです。
- 深く座る
- 座骨が立つように座面の高さや角度を調整する
- 必要があればお尻の下にタオルを入れる
- 背もたれと腰のサポートを整える
- 最後にハンドル位置を合わせる
最近の車は、ハンドルの上下や前後も細かく調整できるものが増えています。
シートを合わせてからハンドルを合わせるだけで、肩や腕に余計な力が入りにくくなり、運転のしやすさも変わります。
さらに、目線の高さも大事です。
フロントの見え方が低すぎると、体ごと前に出やすくなります。
視界が安定する位置までシートを少し上げることで、結果として姿勢も安定しやすくなります。
助手席は「座骨を立てたまま、少し預ける」のがコツ
助手席の場合は、運転席ほど細かい操作は必要ありません。
ブレーキもアクセルも踏まないので、もっと楽に考えて大丈夫です。
ただし、だからといってソファーのようにだらっと座ると、やはり腰は崩れます。
助手席でも基本は同じで、まずは深く座って座骨を立てることが大切です。
その上で、助手席は少しリクライニングして、背中を預けてもいい。
運転席と違って、完全に起こしすぎなくても構いません。
イメージとしては、
骨盤は立てる。背中は少し預ける。腰の空間は埋める。
この3つです。
もし座りにくければ、お尻の下にタオルを入れる。
腰が浮くなら、腰の後ろに薄いサポートを入れる。
これだけでも長距離移動の楽さはかなり変わります。
車の中で大事なのは「完璧」ではなく「調整すること」
ここでお伝えしたいのは、
「この角度が正解です」
というひとつの答えではありません。
車種も違えば、体格も違う。
その日の体の状態によっても楽な位置は変わります。
だからこそ大切なのは、
いろいろ試して、自分の体が一番収まる位置を探すことです。
背もたれを少し起こしてみる。
シートを少し上げてみる。
タオルを1枚入れてみる。
腰の支えを少し変えてみる。
この小さな調整を面倒くさがらずにできる人ほど、長時間の移動でも体を壊しにくくなります。
体を見直すことは、人生を見直すこと
車に乗る時間が長い方ほど、日々の積み重ねが体に出ます。
通勤、送迎、買い物、仕事の移動。
その時間が毎日あるなら、車の座り方を変えるだけでも体は変わっていきます。
「座っているだけだから仕方ない」ではなく、
座っている時間こそ、体の使い方が問われるのです。
腰痛や肩こりがなかなか抜けない方。
運転のあとに疲れが強い方。
助手席に乗っているだけなのに体が重くなる方。
そんな方は、ぜひ一度、車の中での自分の座り方を見直してみてください。
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
仲野整體東京青山では、こうした日常の姿勢や体の使い方まで含めて、根本から整えていく視点でサポートしています。
気になる方は、ホームページよりご相談ください。
診療ご希望の方
ぜひ【仲野整體東京青山】までご相談ください。
| 仲野整體東京青山サイトはこちら |
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第155回 車の運転:調整する鍵は、坐骨!!
投稿者プロフィール

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姿勢治療家Ⓡ 創設者
【姿勢が変わると、人生が変わる。】
Your Posture makes Your Life.
可能性を最大限に引き出します。
仲野孝明公式ブログにて役立ち健康情報や姿勢が人生にもたらす影響
正しい姿勢があれば何でもできるとモットーに挑戦している事など
アップしています。是非閲覧して頂けると嬉しいです!!
仲野孝明公式ブログ↓↓↓
http://takaakinakano.com/
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