からだの大切さに気づいてもらうために
どんな言葉で
気づいてもらえるか
をいつも意識してアンテナを張っている
姿勢治療家の仲野孝明です。

こんなに指をつかっていませんか？？
嘘のような、すごい数を実は使って酷使しています。
1時間に、１０８０回
10時間で、１０８００回
さて、何の数字でしょうか？？

先日の臨床でのこと。

４０代SEの方のケースです。
以前より来院されていた
方が急に
左腕が痛みがつよく、仕事がとってもつらいと訴えられました。

内容をお聞きすると
いままでと全く変わらないが。。。
PC業務がきついとのこと。

この方は、
初診から１年以上を定期的に
診療しているなか
いろいろ問診する中、どうも話をきいていても
どうも、
決定打がありません。

非常に良い状況だけでなく
エクササイズもしっかり行い
週末には、運動をする理想的な
状況にも関わらず、
突然、腕の訴えを
出されたからです。

もちろん、からだの堅さはありましたが
趣味も生活などの生活環境も
特別変わっていませんでした。。

1年前には、首から肩の痛みと強いシビレを訴えていましたが

今回は、腕の特に前腕の部分が特にきついとのこと。

一瞬、そのときの動作
『タイピングをして…』という動きが
気なりました。

指先がショートカットの手になっていました。

私は、まったくSE歴もないですし
通常、必要最低限しかPCも使いません。

ですが、
その気になった
動きの回数をしっかり確認しました。

『ちなみに、
一分間に、どのぐらいショートカットで入力しますか？？』

とといかけところ。

ここの所とにかく
「コピー」、「貼り付け」
の作業が繰り返すことが多かったとのことが
急浮上しました。

『キーボードで、
「Ctrl」＋「C」
「Ctrl」＋「V」

1秒間に、何回ぐらいですか？』
と伝えたら
『10秒に３回は少なくても使っている』状態とのこと。

筋膜、筋組織には、
反復性運動の法則があります。

繰り返す中で、
蓄積性損傷サイクルになります。

組織が、癒着繊維化するものです。

実際に
数えてみました。

キーボードで左手で一日に行なう
ショートカットキーの数。

ショートカットを
10秒間に　３回　であれば
60秒間に、18回　であれば
1時間に、１０８０回　であれば
10時間で、１０８００回

となり、話が半分でも

５０００回ショートカットを使うことになります。

どうですか？

繰り返し痛めている手を
大切に使わないと、突然ダメージがでてきますので
くれぐれも、ご注意ください。

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