ブログ更新|反復運動により、筋肉は癒着する。

運動をするにあたり、
筋膜の癒着を
気にしている
姿勢治療家の仲野孝明です。

「癒着」(ゆちゃく)

どんな印象をお持ちでしょうか?(^^)

引っ付くことの意味です。

ぴったりとする語感がしませんか?(^^)

実は、運動すると、筋肉が癒着する。

この10年、新しい医療
常識です。

たとえば、
こんなことありませんか??

肩が上げにくい。
肩が後ろで手を結びにくい。

片側だけ。。
つきません。とか

動きにくい肩

動作により痛みを感じる肩

はもちろん
癒着が起こっています。

筋肉の一部が
動かなくなっている状態を示しています。

下の写真をみてください。
ケガをして、癒着してしまったものと、しっかり治療をしたものの差です。

※左上は、ケガをしてそのまま修復した筋肉
※左下は、適切な治療を行った筋肉

米国の医学専門書では、
癒着が起こる理由として、

「軟部組織疾患は、
外傷(けが)や、誤った負荷や動きの持続の結果として
結合組織変化に伴って生じます。」

とあります。

【癒着】といわれる結合組織変化は、
治癒の自然な結果として、
または、
ストレスや緊張による負荷に対する防御の役割を
担って起こります。

なので・・・
「癒着」を治療しなければ、本来の筋肉の動きを取り戻せません。

筋肉は
くりかえし行う動作と、ケガで
癒着を引きおこします。

なので、
日々の筋肉のケアーは
欠かせません。

いつもベストを尽くす臨床を。

姿勢治療家
仲野孝明