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「上を向けていますか?」——体の“車検”で未来の健康を守る方法
こんにちは。
姿勢治療家の仲野孝明です。
突然ですが、あなたは最近「上を向く」動作をしましたか?
それも、しっかりと真上を見るような動作です。
もしここで、「あれ?」「首が突っ張る」「痛いかも」と思った方——
それは、体からのサインかもしれません。
■ 姿勢は“見た目”より“機能”が大事
「姿勢が良いですね」と言われたくて、見た目の形ばかりを気にしていませんか?
私は日々の臨床の中で、「形状」よりも「機能」の方がはるかに重要だと実感しています。
それぞれの関節が、本来の可動範囲でしっかり動く。
この当たり前のことが、現代人には失われつつあるのです。
■ 「体の車検」という考え方
車には車検がありますよね?2年に1度、安全のために整備が必要です。
でも、人間の体はどうでしょう?
私たちは、40代・50代まで、誰にも動作のチェックをされずに生きてきてしまっています。
その結果、気づかないうちに可動域が狭くなり、姿勢のクセや動きの偏りが蓄積されているのです。
だからこそ、私は「体の車検®」を提案しています。
まずは簡単なチェックから始めましょう。
【体の車検①】首の可動域チェック
「真上、見えますか?」
現代人の多くが見落としている動作——
それが、「首を真上に向ける」ことです。
✔ 目と口の面が地面と平行になるところまで上を向けますか?
✔ 横から写真を撮ってみてください。おでこと顎のラインが水平になっていますか?
実は、これができない方が非常に多いんです。
「上を向くと首の後ろが痛い」
「めまいが出そうになる」
それは、首の可動域が大きく制限されているサインです。
■ 背中と肩の丸まりが、首の動きを制限する
パソコン作業、スマホ操作、下を見る生活が続くと、背中が丸まり、肩が前に入ります。
この姿勢では、首が本来のカーブを描けず、結果的に上を向けなくなってしまうのです。
実際に患者さんと一緒にチェックすると、ほとんどの方が「あと20°足りない」といった状態。
でも安心してください。改善は可能です。
■ 背伸びが、首の可動域を広げる鍵
私が推奨しているのは「背伸び」の習慣です。
姿勢を整えて背筋を伸ばすと、首の位置も自然に整います。
この状態から上を向くと、驚くほどスムーズに動くようになります。
姿勢を正して、壁を背にしてから首を上に向けてみてください。
「楽に動いた!」と感じるはずです。
■ 動かなくなったら、元には戻りません
首が上を向けなくなるのも、肩が上がらなくなる「四十肩・五十肩」も、原因は同じ。
日々の生活の中で使わなくなり、動かさないことで固まってしまうのです。
そして一度固まってしまうと、自分の力だけでは元には戻せません。
だからこそ、日々のストレッチや適切な治療で、関節や筋肉を“動ける状態”に保つことが大切です。
■ あなたの体にも“車検”を
車に乗る前にブレーキを確認するように、
自分の体も定期的にチェックしてあげる。
それが、未来の健康を守る第一歩です。
まずは首を真上に向けてみてください。
「ん? なんだか突っ張るな」「動かしにくいな」
——そう感じたら、それが“始まりのサイン”です。
ぜひ、あなたの「体の車検®」を始めてみてください。
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投稿者プロフィール

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姿勢治療家Ⓡ 創設者
【姿勢が変わると、人生が変わる。】
Your Posture makes Your Life.
可能性を最大限に引き出します。
仲野孝明公式ブログにて役立ち健康情報や姿勢が人生にもたらす影響
正しい姿勢があれば何でもできるとモットーに挑戦している事など
アップしています。是非閲覧して頂けると嬉しいです!!
仲野孝明公式ブログ↓↓↓
http://takaakinakano.com/
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