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ニューヨークからサンディエゴへ。
身体感覚を極めたピラティスインストラクターYoshinori Ito氏との対談
拠点はアメリカ・サンディエゴ。 その経歴は、ダンスから始まり、ニューヨークのピラティス最前線へ。そして今、日本でも体の本質を伝える活動をされています。
姿勢が変わると、人生が変わる。
当ブログは、姿勢治療家仲野孝明PODCASTラジオ
第103回特別対談|体は、きちんと正しく動かす事が大切!!から記事に編集したものです。
■ ダンスからピラティスへ。身体を通して世界とつながる道
高校時代、ダンスに出会い、やがてニューヨークへ渡る。ITOさんのキャリアは、情熱と偶然、そして努力の積み重ねでした。ダンススタジオでの経験やアナトミートレインズとの出会い、さらには解剖学を英語で独学でしてきた話は、「自分の体を深く知る」ことへのこだわりに満ちています。
“英語を学ぶことは、より良い体の情報にアクセスすること。日本語だけでは届かない感覚がある”
という言葉が印象的でした。
■ ピラティスとは、「正しくカラダを使う学び」
ITOさんにとってピラティスとは、単なる運動ではありません。
“ピラティスは、体の使い方を学ぶこと。正しい動きが自然にできる体を育てる学問に近い”
特に南カリフォルニアでは、運動強度ばかりが求められがちだそうですが、ピラティスの本質は“いかに力を抜くか”“いかに丁寧に動くか”にあります。
日本ではまだまだ運動する文化が根付いておらず、「動く服がない」「運動していないことが当たり前」という状態も多い中、正しい身体感覚を取り戻すための入り口として、ピラティスは非常に有効です。
■ 小さなツール「棒(BO)」で体を目覚めさせる
今回、日本初開催となったトレーニング「棒(BO)」も紹介していただきました。
手のひらサイズの柔らかいチューブを“潰して転がす”だけで、体の無意識の力みに気づき、バランスのとれた動きを呼び起こすツールです。
- 押すことで肩の力が抜ける
- 潰すことで筋肉が呼び起こされる
- 正しく動く準備をつくる
一見シンプルですが、毎日少しずつ「感じる力」を取り戻していくことで、体は確実に変わっていく。
■ 感覚こそが最大の資産
「つる」ことさえも“感覚を目覚めさせる良い現象”と捉えるITOさん。
体に触れ、動かし、感じることでしか分からない“自分だけの取扱説明書”を作るような作業を、16年も積み重ねてきたその姿は、まさに身体知のスペシャリスト。
“痛みの中にこそ、自分だけが持つヒントがある”
この一言が、私自身の姿勢治療にも大きな気づきを与えてくれました。
第103回 【スペシャル対談】体は、きちんと正しく動かす事が大切!!
投稿者プロフィール

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姿勢治療家Ⓡ 創設者
【姿勢が変わると、人生が変わる。】
Your Posture makes Your Life.
可能性を最大限に引き出します。
仲野孝明公式ブログにて役立ち健康情報や姿勢が人生にもたらす影響
正しい姿勢があれば何でもできるとモットーに挑戦している事など
アップしています。是非閲覧して頂けると嬉しいです!!
仲野孝明公式ブログ↓↓↓
http://takaakinakano.com/