【お悩み相談:海外在住・41歳女性の“肩~手首の痛み”】
こんにちは、姿勢治療家®の仲野孝明です。
今回はリスナーのKYさん(41歳/女性/身長158cm/海外在住)からのご相談にお答えします。
「1年前の引っ越しで右肩を痛めて以来、手首や親指にも痛みが広がり、左右ともにつらい状況です。シットスタンドデスクやウォーキング、プール、サウナなどできることは試していますが、改善の兆しがなく…」とのこと。
目次
1. 痛みの原因をひも解く
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姿勢のクセ
長時間のオフィスワークで、背中が丸まった「猫背姿勢」になりがち。
→ 肩が“内巻き”になり、肩関節に過度な負担がかかっている可能性大。 -
デスクまわりの使い方
シットスタンドデスクはとても有効ですが、-
キーボードが体から遠い
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肘が伸びきった状態でタイピング/マウス操作
だと肩~手首に余計な力が入り、痛みを助長します。
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手首の構造とアライメント
手首には小さな骨が8つ集まり、前後左右に複雑な動きを担っています。
→ 姿勢や操作姿勢でアライメント(骨の配列)が崩れると、ポキッと鳴らしたくなる違和感や痛みが生じます。
2. 今日から見直す!デスクワークのポイント
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「壁ピタ姿勢」を基本に
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壁に背中・お尻・かかと・後頭部をくっつけるイメージで
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肘を90°に曲げた位置でキーボード/マウスを操作
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キーボード&マウスの最適ポジション
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手首を下向きに伸ばすのではなく、少し下げ気味に置く
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マウスレスト(クッション)を使い、手首を安定させる
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ディスプレイ位置の調整
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ノートPCは目線より低くなりがち。
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外付けディスプレイ、ノート台などで「正面・目線高さ」にセット
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3. 自宅でできるセルフケア
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羽のストレッチ(天使の羽体操)
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両肘を肩の高さで90°に曲げる
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肩甲骨を内側に寄せながら“下げる”イメージでキープ
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ゆっくり呼吸をしながら、1セット30秒×3回
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手首のリリース
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ゆっくり手首を前後・内外に動かして、“鳴らす”のではなく“ほぐす”感覚で
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痛みの出ない範囲で小さな円を描くように
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全身の動的ウォーミングアップ
ウォーキングやプール、ストレッチは継続するほど効果的。
→ 痛みがある部位だけでなく、肩・肘・手首周りの筋肉をまんべんなく動かしましょう。
4. 「痛みの長期化」を防ぐために
1年近く痛みが続いている場合は、
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体の専門家に頼る
痛みの原因となる筋膜や関節アライメントを整える治療が、回復を早めます。 -
良い先生の探し方
海外なら地域の口コミやコミュニティ、長年営業している整体・治療院のオーナーさんなどに相談してみましょう。
5. まとめ
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猫背姿勢やデスク環境の小さなズレが、肩から手首の痛みにつながる
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「壁ピタ姿勢」「肘90°」「ディスプレイ目線高さ」を今すぐ見直す
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自宅でできるストレッチ&リリースを習慣化する
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1年以上の痛みには、信頼できる治療家の施術を+αで
診療ご希望の方へ
もしも今の対策に不安がある方、
もっと専門的に自分の体を見直したいという方は、
ぜひ【仲野整體東京青山】までご相談ください。
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第115回 テニス肩と診断|肩の痛みや手首の痛みが改善しません
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