姿勢が変わると人生が変わる
第25回 : 姿勢が悪いと骨や筋肉が老化する
体は動かさないと、思うように動かせなくなります。
使わないと、どんどん退化してゆくものです。
どうしてなのか?
理由は二つあります。
● 動かさないことで、筋膜が癒着してしまう
筋肉は、繊維状の重なり合った束がスライドするように動く仕組みになっています。
ところが使わずにずっと同じ状態のままでいると、
筋肉の上にある筋膜が張り付いてしまうのです。
結果、動きを制限されて、スライドができにくくなるというわけ。
筋膜リリース(最近よく耳にしますね)という施術を受けるのも有効ですが、
何より大事なのは、動かすことです。
体の固さを感じる部分があるのなら、そこを毎日少しでもストレッチしましょう。
動かす頻度がちょっと増えるだけでも、柔らかく変わってきますよ。
柔軟性は、長く体を使うために必要です。
しなやかさがないとケガをしやすく、ケガもまた、筋肉の癒着を招きます。
無理して筋肉を動かすこととなり、結果、関節に支障も出ます。
● 間違った姿勢をし続けて、骨や筋肉が老化する
いつも背中を曲げていたり、もたれている姿勢になっている人は、
日々、背骨に大きなダメージを与えています。
骨と骨の間には、椎間板という組織があります。
前後左右に動いてクッション役をしているのですが、
悪い姿勢によって、片側にだけずっと圧がかかった状態が続くと
やがてつぶれ始め、骨を変形させます。
1つつぶれると周りも連動し、どんどん動きにくい形状に。
腰が伸ばせなくなる
↓
骨盤の付け根からしか、足を動かせなくなる
↓
歩幅が狭くなる
↓
前かがみで不安定になる
↓
足がおぼつかなくなって杖をつく
順を追って、高齢者の歩き方に近づきますよ。
あっという間に!
【ポイント】
昨日よりも多めに歩く。
気が向いた時にムービングディスクを使う。
そんな小さな意識を持てたら、すばらしい!
(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第25回目エピソードを再編集したものです)
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