階段上りで足が疲れる人。疲れない人.|姿勢治療家が伝える正しいカラダの使い方【運動】【骨格】

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

診療で「腰の痛みが出なくなったんで、30階まで階段を上ってみました!」と驚きの報告して頂いたので、今回のテーマは階段です。

 

足の悩みが出てくる日常動作が階段です。

「階段って、すぐに足疲れちゃうんだよね。」
「ふくらはぎパンパンになっちゃう。」
「脛の前が攣りそうになるんです。」
など。

これらの悩みは、階段の踏み面にどのように足を置いているかで現れてきます。

①膝から下に負荷がかかる足の着き方

前足部または中足部までを踏み面に乗せています。
上る時に下腿(ふくらはぎなど)の出力が高くなり、足を使いすぎてしまいます。

 

②膝から下に負荷のかからない足の着き方(股関節を使う上り方)

前足部から後足部まで、足全体を踏み面に乗せています。
上る時に股関節周囲(殿筋など)の出力が高くなり、足を使いすぎることがありません。

実際に試してみましょう^^
わずか数センチの違いですが、カラダの使っている部位が全く違うことが分かると思います。

姿勢治療家としては、踏み面に足全体を乗せる上り方がおススメです。
殿筋を使える階段の上り方が出来ると、足が疲れにくくなるだけでなく、正しい座り方がより実践しやすくなりますよ!!

足が疲れやすい方は、まず階段での足の置き方を気をつけてみましょう。

慣れてきたら、段数を増やしてトレーニングするのもおススメです^^

階段での膝の痛みなどが気になったら、こちらのブログをお読み下さい。

山登り行く前に、ちょっと階段トレーニングしましょ^^|姿勢治療家が伝える正しいカラダの使い方【骨格】

 

関連記事

  1. 体の柔軟性、一方通行になっていませんか?

  2. 体温は健康指標!! 低体温により免疫や代謝が下がる!!

  3. 健康に大切な6つの要素とは

  4. ストレッチは劣化したゴムを回復させる大切な運動|姿勢治療家が…

  5. 【治すだけが目的ではない:臨床レポート】3か月前から左脇から…

  6. 新年連休で姿勢や体がだらけていませんか?

  1. 2023.10.02

    写真家キッチンミノルは職業的に腰痛になると確信していた【…

  2. 2023.10.01

    写真家キッチンミノルの「生き方の姿勢」【特別対談1】

  3. 2023.09.29

    第372回 自分の好きだった行動の原点を思い出す。

  4. 2023.09.22

    第371回 なかなか気持ちがのらない時、ハードルを下げる…

  5. 2023.09.15

    第370回 健康になる骨として、「肩甲骨」を動かそう!!…

  1. 2015.03.03

    【10のチェック項目】あなたの体の劣化具合チェック!!

  1. 2015.03.24

    体を変える一歩は、『姿勢への気づき』

アーカイブ