日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家Ⓡ
浅川 修一郎です。
こんな質問を度々頂きます。
「歩くのってカラダにいいんですか?」
「走るのってカラダにいいんですか?」
僕たちはこう答えます。
「いいんです!^^」
その理由は、”背骨を動かせるから”
この一年間多用してきたこの質問
「1日の中で座っている時間はどれくらいありますか?」
そう患者さんに問いかけると
「10時間は座っているかも」
「眠っている時間以外全て座ってます」
「全然歩いてません…。笑」
など
概ね、皆さん座りっぱなしです。
座っている時間は背骨を固めている時間です。
背骨は椎骨と呼ばれる24個の小さな骨と、背骨にかかる圧を緩衝する椎間板が交互に積み重なって構成されています。
椎骨には関節を形成する構造がいくつもあります。
例えば胸椎では12か所あります。
椎体同士の関節面が上関節突起と下関節突起の左右1対
肋骨との関節面が横突起の肋骨窩、上肋骨窩、下肋骨窩の左右1対
椎間板との接地面が上下で1対
それぞれの関節が動くことで背骨は前後左右に倒れたり、左右に回したりという動きが出来ます。
座っている時に背骨が動いている感覚はありますか???
長時間座っていた後は、「う----っう!!固まったー!!」と背伸びをしたくなりませんか??
改めて”座っている時間は背骨を固めている時間”です。
そこでウォーキングやランニングです。
ウォーキングやランニングは背骨を動かす運動です。
背骨の回旋運動に追随して、脚が出てきます。
歩いていて「足が疲れるんです」という方は、歩行時に背骨を使えていないかもしれません。
こちらの書籍の画像のように”みぞおち”から進むような感覚を持てると、歩いている時に背骨が動く感覚を得られます。
是非、実践して背骨を動かしましょう!!
やり方が分からなければ、是非ご来院下さい^^
投稿者プロフィール
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資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー
趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)
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