1mを1秒で歩けますか?|姿勢治療家が伝えるカラダの使い方【運動】

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

表題「1mを1秒で歩く」
こちら皆さん出来るでしょうか??

「1mでしょ?1歩出せばすぐじゃん?」
そんな声が聞こえてきそうですね^^

でもこんなに簡単そうなことが出来なくなってしまうのがロコモティブシンドローム(運動器症候群)です。

ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)とは、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念です。
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態、つまり「立つ」「歩く」ことが難しくなり、日常生活動作に支障が出始めた状態です。
https://www.joa.or.jp/public/locomo/index.html

 

横断歩道、渡りきれるかな?

街中でそんな風に心配に感じる場面に出会ったことはありませんか?
その方のカラダは「1mを1秒で歩く」ことが難しくなっています。

日本の多くの横断歩道は毎秒1mで歩くことが出来れば、青信号で渡り切れるように設計されています。
しかし、運動機能が大幅に低下してしまっている方にとっては非常に困難な日常動作なのです。

ロコモかどうかを調べるロコチェックには”横断歩道を青信号で渡り切れない”という項目が含まれています。

姿勢治療家HEAD OFFICEには「1mを1秒で歩くこと」が困難になった方も来院されますが、皆さん初診時は姿勢壁テストの5つのチェック項目を満たすことが出来ません。
姿勢壁テストはカラダの運動機能が落ちている方にとっては意外と難しいテストです。

ロコチェックより厳しい姿勢壁テストをクリアして、日常生活に支障をきたさないカラダを作りましょう^^


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。

 

投稿者プロフィール

浅川修一郎
浅川修一郎
資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー

趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)

関連記事

  1. 後脛骨筋炎かもしれない|姿勢治療家がランニングによる痛みを骨…

  2. 今年も「正しい姿勢」で体のパフォーマンスを引き出しましょう!…

  3. 運動:姿勢が変わると、運動が楽しめる体になる

  4. 生活で活かせる”姿勢治療家®暮らしの解剖学”が動画で学べるよ…

  5. 腰のヘルニアって何??|姿勢治療家が伝える正しいカラダの使い…

  6. なかなか腹筋がつきません…特に下っ腹が…。|姿勢治療家が伝え…

  1. 2024.04.26

    第402回 思いがけない1つの選択が、全く違う明日を連れ…

  2. 2024.04.19

    第401回 睡眠時間6時間未満の死亡率は51.1%、今日…

  3. 2024.04.12

    第400回 当初無理だと思っていたフルマラソン3時間20…

  4. 2024.04.05

    第399回 お尻の穴を下に向けて、骨をイメージしながら身…

  5. 2024.03.29

    第398回 私におこった驚くべき足裏アーチの変化

  1. 2023.11.16

    【10のチェック項目】あなたの体の劣化具合チェック!!

  1. 2015.03.24

    体を変える一歩は、『姿勢への気づき』

アーカイブ