姿勢が変わると人生が変わる
第86回 : え!加齢で軟骨がすり減ったと言われたら……
Q:
体を動かすことが大好きで
筋トレやヨガ、ピラティスなどを行っています。
ところが2年ほど前から右膝に時々痛みが。
整形外科で「加齢による軟骨減少」と診断されました。
膝関節に無理がかかる運動は、今後の人生で避けるべき?
(S.Mさん/52才主婦/162cm 48kg)
A:
もちろん、誰しも加齢はします。
しかし52才の人がみな膝が痛いわけではないですよね?
骨と骨の間にある軟骨には、滑りをよくする役目があります。
S.Mさんは、加齢に伴って軟骨が減り始め、
筋肉を動かしにくくなっている状態でしょう。
<仰向けに寝て、上から膝を押します>
膝伸展の簡単なテストです。誰かにヘルプしてもらうとよいですね。
伸ばした膝の裏に、手のひらが入るような隙間がありませんか?
これでは完全に伸びきっていません。
脛骨と腓骨、大腿骨に挟まれた関節が、膝。
骨組みトータルで動いていることが負担をかけないポイントです。
バランスが良ければ軟骨は減りません。
傾きが出てくると、軟骨をつぶし始める使い方になります。
右膝が伸びにくくなっているので、
“これ以上、減らないための体の使い方”に変えてゆくべきです。
おすすめのストレッチを紹介しますね!
- もも裏ストレッチ(『一生「疲れない」姿勢のつくり方』P100)
①正しい姿勢で椅子に座る。
②膝を曲げずに、片足を前に伸ばす。
かかとは床、足首は直角。反対の足は曲げる。
③股関節を深く曲げ、体を前に倒す。
膝は曲げずに2~3回。反対側も行う。
- 座り前屈ストレッチ(同書P110)
①足を伸ばして、床に座る。背筋を伸ばす。足首は直角。
②股関節から体を前に倒し、足首を手でつかむ。
膝が曲がらないように2~3回。
加えてのチェックポイント
- 正しい正座ができているか
膝は股関節と足首の関節の間にあるため、
この大きな関節の動きの悪さも負担に。
正座が苦手な人の弱点は、足首のかたさです。
→足首を回そう(同書P158)
【ポイント】
S.Mさん、ピラティスで苦手な動作はありませんか?
その気づきに原因が隠れていることがあります。
痛い時の運動は無理をせずやめて、改善してからにしましょう。
(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第86回目エピソードを再編集したものです)
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