筋トレをされている方要注意! 筋肉と骨が正しい位置で出来ていますか?

姿勢が変わると人生が変わる

63回 : 筋トレをされている方要注意! 筋肉と骨が正しい位置で出来ていますか?

肩についてのお悩み……“なで肩”“いかり肩”。

「治りますか?」と聞かれたら、その方を診てお答えはしますが、

姿勢治療家としての僕が、あまり使う言葉ではありません。

 

これらは、姿勢と影響があります。

先天的な骨格が影響することもありますが、

“なで肩=猫背”という例がよくあるのです。

 

パソコンやスマホ、レジ打ちなど前傾姿勢が多くなった現代人。

前かがみが常態化することで、正面から見ると肩がハの字に下がり、

横から確認すると、猫背になっているなんてことに!

肩は、腕の骨・鎖骨・肩甲骨

この三つの骨で構成されています。
なで肩は、肩甲骨が本来の位置ではなく、前のほうに丸くなっている状態。

そのせいで鎖骨が内側に下がっているように見えます。

すると、首から出ている僧帽筋に張りが生じ、

肩こりや頭痛を引き起こす事態も。

 

また、このままトレーニングをしたりすると、

悪いポジションのまま筋肉がついてしまうことに。
「姿勢を正すのが先だった」と後悔している方のお話をたくさん聞いています。

 

肩甲骨が前に入っている“なで肩”さんは、

まず治してから筋トレをしましょう。

イメージしてほしいのは、年末にいただく、筒状のカレンダー。

いざ使おうとしても、なかなか丸まりが戻りませんよね。

逆側に巻き戻してから、止める作業が必要ですよね。

 

<まずはチェックから>

壁に、かかと・おしり・背中・頭をつけてまっすぐ立つ。

このとき肩甲骨もつきますか?(なで肩の人はつかない)

 

<歩きながらでもできる、簡単ストレッチ>

  • 両手を後ろで組む
  • ひじを伸ばした状態のまま、手をぐっと上に上げる
  • ゆっくり息を吸って吐く

 

肩甲骨を寄せるためには、胸を張る逆方向の動きが大切です。

胸を張って手のひらを外側に返すバルーンストレッチも◎(書籍参照)。

背伸びのイメージを持ちながら、行いましょう。

 

【ポイント】

体のパフォーマンスを最大限に引き出すために、
筋肉と骨を正しい位置で動かしていこう。
(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第63回目エピソードを再編集したものです)


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投稿者プロフィール

仲野 孝明
仲野 孝明
姿勢治療家Ⓡ 創設者
【姿勢が変わると、人生が変わる。】
Your Posture makes Your Life.
可能性を最大限に引き出します。

仲野孝明公式ブログにて役立ち健康情報や姿勢が人生にもたらす影響
正しい姿勢があれば何でもできるとモットーに挑戦している事など
アップしています。是非閲覧して頂けると嬉しいです!!

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