「今回腰を痛めて良かった!!」と言われる、そんなお仕事です|姿勢治療家ってどんな仕事??

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

表題の通り

姿勢治療家は
”腰を痛めて良かった!!”
と言われる不思議な職業です。

40代の女性にそんな言葉を頂きました。

こちらのクライアントさんは、コロナウィルスによる自粛期間の4~6月にリモートワークで、途端に腰痛が悪化して来院されました。

今までも腰が痛いことは何度もあったそうです。
「腰が痛くなったなぁ」と思ったらマッサージに行ってやり過ごし。
数カ月経ったら再度腰が痛くなり「またマッサージに行こうかな」という繰り返しだったそうです。

今回はマッサージではやり過ごせないほどに悪化してしまい
「もうどうにかしないとダメかも」と不安な心境でした。

初診の時にお話しする中で、カラダを悪くしていた使い方を発見することが出来ました。

・床に座ってノートパソコンを使っている
・ソファにもたれながらノートパソコンを抱えるようにして使っている

どちらもリモートワークになり、姿勢の自由度が高くなった為に、背骨の正しいS字カーブを大きく崩す使い方になっていました。

姿勢治療家の治療には、何が原因でカラダを壊しているのかを一緒に探していくことも含まれています。

今現在のカラダの使い方は自分の中で”当たり前”になっています。
そのため多くの方が「何が悪いのか?」「なぜ悪いのか?」に気づくことが難しくなっています。
そこで専門家である僕たちが一緒に原因を探していくことが治療にもなるのです。

もちろん筋骨格の治療も行います。
しかし、それだけではカラダは改善しません。
カラダを悪くしている原因を生活の中から取り除くことが重要です。

こちらのクライアントさんに正しいカラダの使い方をお伝えする中で
「机に座っている時もこの背中を曲げた姿勢になってたから、腰を何回も痛くしていたんだ。今回腰を痛めて良かった!!」と仰っていました。

腰を痛めたこともポジティブに捉えて頂ける
姿勢治療家はそんなお仕事です^^

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投稿者プロフィール

浅川修一郎
浅川修一郎
資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー

趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)

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