”ランナー必見”未来の怪我を自分で見つける簡単チェック【腰編】|姿勢治療家が伝える正しいカラダの使い方【骨格】

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

今回は腰の怪我予防です。

怪我はどうして起こるのか?
物凄く端折ってお伝えすると”使い過ぎ”です。

日々のカラダの使い方によって、カラダには得意な使い方と苦手な使い方が出てきます。
得意な使い方とは、毎日のように繰り返し行っている動作です。
筋肉や筋膜、靭帯と言った軟部組織は、過度に繰り返し使うことで、小さな傷を重ねて、硬くなり、弾性を失います。
そうして負荷がカラダの許容範囲を超えると、怪我として表面化します。

未来の怪我を見つけるには、自分の得意なカラダの使い方を見つけ、”使い過ぎ”を防ぎ、ケアすることがポイントです^^
トレーニング中の動作はもちろんのこと、日常生活動作を観察することも必要です。

自分の得意なカラダの使い方を見つけるコツは、自分のカラダの関節可動域を知ることです。

その為の簡単チェックを今回もやっていきましょう!!

では【腰編】です!!

①椅子に正しく座ります(骨盤の坐骨を座面に当てて、背骨のS字カーブを保ち座ります)

②骨盤の坐骨を座面から離さないで、上半身を捻ります(左右交互に行います)

 

A.左右ともに90度(回している側の肩が真後ろまで動く)以上スムーズに回る→腰椎は上手に使えています

B.左右いずれかが90度まで回らず、硬さを感じる→腰椎の使い方、黄色信号です

C.左右いずれも90度まで回らず、痛みを感じる→腰椎の使い方、赤信号です

 

Aの方、腰椎に負担をかけないカラダの使い方が出来ています。
日頃から姿勢やカラダの使い方を意識されていますね^^

 

BCの方、腰椎に負担がかかるようなカラダの使い方になっています。
座っている時に腰を丸めていたり。
前かがみの時に腰を丸めていたり。
立っている時にお腹に力が抜けていたり。

可動域の低下している部位は怪我をするリスクが高まっています。
カラダの使い方を見直し、未来の怪我を回避しましょう^^

投稿者プロフィール

浅川修一郎
浅川修一郎
資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー

趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)

関連記事

  1. インナーマッスルの体への作用と重要性

  2. 《クイズ12》何を解説しているでしょうか??|姿勢治療家が伝…

  3. 走っていて脚が流れるんです|姿勢治療家がランニングを骨格から…

  4. ”壊れたカラダ””疲れたカラダ”には”正しいカラダの使い方”…

  5. なだらかな下りが続くクロスカントリースキーは最高です!

  6. 正しく立てていますか??姿勢治療家の正しいカラダの使い方【立…

  1. 2024.07.26

    第415回 姿勢力を高める本『ユニクロ』杉本 貴司 (著…

  2. 2024.07.19

    第414回 今、痛みもなく元気な私は、仲野先生のところに…

  3. 2024.07.12

    第413回 姿勢治療で蘇る人生『49歳女性のフルマラソン…

  4. 2024.07.05

    第412回 気づいたら肩がきゅっと上がってしまいます。

  5. 2024.06.28

    第411回 姿勢セミナー、リアル版復活します!!イベント…

  1. 2023.11.16

    【10のチェック項目】あなたの体の劣化具合チェック!!

  1. 2015.03.24

    体を変える一歩は、『姿勢への気づき』

アーカイブ