【簡単解説】疲れない立ち方の5つのステップ!

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 です。

今回のテーマは疲れない立ち方です。

 

「立っていてふくらはぎが疲れる」
「立っていて足の裏がつる」
「立っていると股関節が痛い」   

立っているだけなのに症状が出ることありませんか?
そんな時、無意識に疲れる立ち方をしているかもしれません。

疲れる立ち方

 

疲れる立ち方とは、骨格を真っすぐに使っていない立ち方です。

例えば、待ち時間で常に左足荷重になり立っている

例えば、調理場で前荷重で立っている

 

 

このような方々に疲れない立ち方をお伝えすると…

「あぁ~。骨で支える感覚だぁ。」
「思ったより重心後ろですね!」
「お腹に力入ってるかも。」

なんて言葉が返ってきます。
疲れない立ち方を実践して、皆さんも新しい感覚を掴んでください!

 

疲れない立ち方

疲れない立ち方の手順です。
1.足の位置
2.足の平行
3.足の重心
4.骨盤の位置
5.背伸びをする

 

1.足の位置

両足は間が拳2つ分空けた状態で立ちます。

脚の付け根である股関節は骨盤の外側に位置します。
股関節から真っ直ぐに足を置くには、両足の間が拳2つ分空いている事が理想です。

2.足の平行

両足の第2趾とかかとを結ぶ線が平行になるように立ちます。

足のセンターは第2趾と第3趾の間にあるので、意識しやすいように第2趾を軸として考えます。

3.足の重心

母趾球、小趾球、かかとの3点に均等に体重が乗るように立ちます。

4.骨盤の位置

恥骨を引き上げます。

上前腸骨棘と恥骨が地面に対して垂直な平面にある状態が骨盤が真っ直ぐです。
肛門が真下を向くような感覚
下腹部(お臍の下)に力が入るような感覚
上記のような感覚を得られれば、上手く出来ているでしょう。

 

 

5.背伸びをする

足から骨盤までを整えた状態で、背伸びをして背骨を上下に引っ張ります。

 

 

以上が疲れない立ち方の手順。
立っている時の土台は足です。
まずは足から整える意識を持ちましょう!

 

更に疲れない立ち方について学びたい方はこちら↓↓

疲れない姿勢のつくり方

暮らしの解剖学

実践している疲れない立ち方が正しいか確認したい場合はこちら↓↓

 

 

初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。

1日の疲れ方が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。

 

疲れない立ち方を身につけて、カラダが楽な一日を送りましょう~^0^

 

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