【治すだけが目的ではない:臨床レポート】ランニング時の左鵞足炎、左腰の痛み、左下肢後面全体の痛み

62歳 男性 会社員

2014年6月、当時ランニング時の左鵞足炎、左腰の痛み、左下肢後面全体の痛みで初来院。座り方や立ち方、ランニング方法などをお伝えし、軟部組織の治療を行うことで症状が改善。以降、身体のメンテナンスに定期的に来院されていました。

2018年6月、前回の治療より2ヶ月後に来院。
最近ランニングの能力が落ちてきているとの訴え。
痛みはなし。

【問診 2018年6月2日】
どのような機能低下を感じられているのか詳しく伺っていきます。

・15kmのビルドアップ走(徐々に走るペースを上げていく練習方法)のペース配分
◇スタート~4km 5分/km
◇4km~8km   4分45秒/km
◇8km~12km 4分30秒/km←このペースがきつくなってきた
◇12km~     フリー

・呼吸も最近苦しくなってきて「歳のせいかな」と感じる
・ペースが上がるにつれて走りがギクシャクしてくる
・書道でも身体がぶれていると言われる
・座っている時間は別の業務が入ったので外出が増えて減っている

≪全身の検査≫
関節の可動範囲は、正しい使い方が出来ていれば正常な可動範囲に、間違った使い方が積み重なると可動範囲に異常が生じます。関節の可動範囲には、からだの使い方が現れます。

〈股関節〉
右patrick 70度/90度
左patrick 70度/90度

右内旋 20度/30度   右外旋 40度/60度
左内旋 10度/30度   左外旋 40度/60度

〈足部〉
右足関節 可動域低下あり   右リスフラン関節 可動域低下あり
左リスフラン関節 可動域低下あり

≪からだの使い方≫
① ストレッチ時間の短縮
お仕事の業務内容などが変わったことや、元々パパっと物事を片付ける性格もあり、ストレッチもパッと終わらせていました。

② 足首を力強く返すようなランニング
歩行時にも見られましたが、膝から下にグッと力を入れて地面をける様に走っていました。

≪結果≫
2週後には4分30秒/kmが楽に走れるところまで機能が改善しました。

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