日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家Ⓡ
浅川 修一郎です。
今回のテーマは股関節です。
「まっすぐに立って、片脚を上げるトレーニングをすると、上げている側の股関節が痛いんですよね…」
どんなトレーニングかと言うと、このような↓動きです。
動作を確認すると、骨盤が前傾していました。
簡単にお伝えすると…
トレーニングをしていて痛みが出るということは、痛みの出る部位の使い過ぎです。
言い換えると、痛みが出る部位以外に、使えていない部位があるということです。
この方の場合、脚を上げる時に、股関節を使いすぎており、コア、特に下腹部の出力が弱くなっていました。
立位時、骨盤が前傾位の姿勢になっていた為に、下腹部の出力は低下しています。
その姿勢で脚を上げようとすると…
①コア出力不足による股関節の安定性の低下
②股関節周囲の軟部組織の過剰使用
実は、脚を上げる動作はお腹を意識することで行いやすくなります。
①そのまま脚を上げる
②息を吐いてお腹を凹ませて硬くしてから、脚を上げる
どちらの方が脚が上がりやすいですか??
おそらく②だと思います。
上手に出来ましたか??
階段を上る時や歩く時に、お腹から足を引き上げるように使いましょう!
難しい場合はお腹を凹ませて硬くしてから動くことがポイントです。
お腹を硬くすることが難しい方は、姿勢治療家®暮らしの解剖学の24~26の動画をチャレンジしましょう^^
投稿者プロフィール
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資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー
趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)
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