「膝の痛みなくフルマラソンを走れたよ!」|姿勢治療家®が伝える正しいカラダの使い方【運動】

日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。

表題の通り、ご報告を頂きました。

「太ももとか、ふくらはぎとか攣ったりはしたんだけど、膝の痛みなくフルマラソン完走出来たよ!」

こんなご報告していただいたのは、フルマラソン2回目チャレンジの50代男性です。

こちらの方、走ると毎回7km程度で膝の痛みが現れていました。

カラダのチェックを行うと、関節可動域に2つの問題がありました。

〈関節可動域〉
・足部(リスフラン、ショパール関節)の外反制限
・膝関節の伸展制限

足の裏を外側に向ける外反という動き、膝は太腿から脛を離して伸ばす伸展という動きがそれぞれ苦手でした。

*骨格に関して学びたい場合こちらをご覧ください→姿勢治療家®暮らしの解剖学

 

レースまでの間、お伝えしていたセルフメンテナンス(足をねじるストレッチと、ふくらはぎと太もも裏を伸ばすストレッチ)を毎日実践されていたそうです。

レース後には「効果が実感できたから嬉しくて!」と喜ばれていました。

 

カラダの中で動きづらい部位があると運動機能は低下してしまいます。
特に、ランニングにおいて、足の可動域低下は、着地の衝撃を和らげる緩衝材を失っているようなものです。
緩衝材を失った足は、他の部位で衝撃を受け止めるようになり、例えば膝を痛めたりします。

これからの寒い時期、マラソンなどのレースが増えていきます。
レースを総じて楽しむ為には、痛みなどが出ないことも大切です。
是非、ご自分のカラダをチェックして、動きづらさを解消して、レースに挑みましょう^^

 

 

 

 

 

 

 

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