日本姿勢構造機構 理事
姿勢治療家HEAD OFFICE
浅川 修一郎です。
今回のお悩みは”腰の痛み”です。
「30分立っていると腰が痛くなってくるんです。これってなんでですか??」
立って話を聞くことが多かったクライアントさん。
「何故、立っているだけで腰が痛くなるんだろう」と不思議に思われていました。
検査していくと明らかな弱点が2つ見つかりました。
・股関節の硬さ
・コア(特に下腹部)の弱化
クライアントさんに実感して頂く為に姿勢壁テストを実施します。
「腰の所が手のひら2枚余裕で入ります。。。」
こんな状態です↓↓↓
上の左図のように腰の所に空間が空いてしまうのは、下図のように骨盤が前に傾いてしまうからです。
また下図のように骨盤が傾く要因が、【股関節の硬さ】と【コアの弱化】です。
特に今回ご相談頂いたクライアントさんは、「今までお腹の下の方に力を感じたことがない」と仰るほど、日常的にコア下部の出力が低下していました。
立位時に骨盤が前に傾き過ぎていると、腰椎は過前弯し、腰椎の関節の隙間が狭くなります
関節が狭くなった状態だと、周囲の神経を圧迫したり、筋肉に負荷がかかり、痛みが出現します。
「何故、立っているだけで腰が痛くなるんだろう」という今回の質問に対しては
「立ち姿勢が悪かったからですね。特にお腹の下の力が抜けてしまっている立ち方で30分立っていたことが原因だと思います。」とお答えします。
皆さんはいかがでしょうか??
立っていて腰が痛くなる方は、姿勢壁テストをやってみましょう!!
投稿者プロフィール
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資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー
趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)
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