【解説】カラダを変えるストレッチの3ポイント|姿勢治療家®が伝える正しいカラダの使い方【運動】

仲野整體東京青山
姿勢治療家®HEAD OFFICE
浅川 修一郎です

「毎日夜にストレッチをしているけどなかなか改善しないんです・・・。」

始めて来院された方からこんな話を聞くことが良くあります。

・開脚が出来るようになりたい
・ランニングのパフォーマンスを上げたい
・ボルダリングをやっていてそのメンテナンスの為に
・肩こりがあるから何とかしたくて
・痩せたくて、Youtubeみてたらストレッチが良いって言ってたから
・姿勢を良くしたい

ストレッチをされている理由は皆さんマチマチですが、一貫しているのは「今の状態から変わりたい!」という気持ちです。
そんな思いを持って毎日続けているのに、皆さんのカラダがなかなか変わらないのは何故でしょうか?

毎日ストレッチをしていても変わらない理由

①ストレッチのやり方が間違っている
②普段のカラダの使い方で負担をかけている
③実は必要なのはストレッチではないかも

①ストレッチのやり方が間違っている

カラダには動かす時に最も抵抗しないところを通る性質があります。
例えば、物を取ろうとして腕を挙げた時に、少し斜めに手を伸ばした方が挙げやすくないですか?
真っすぐ腕を上げようとしても、どこかに硬い組織があると、そこを避けて最もスムーズな軌道を通って腕が上がります。
毎日続けていても変わらないストレッチでは同じことが起こっています。
関節の可動域を変えるためには、動いていない組織に働きかけることが大切です。
しかし、カラダが改善しない方々のやり方では伸ばすのが得意な組織ばかりを動かして、本来変えたい抵抗の大きい組織を動かせていません。
カラダを改善するためには、変えるべき組織を把握した上で正しいカラダの使い方でストレッチをすることが重要です!

 

②普段のカラダの使い方で負担をかけている

関節の可動域は日常の習慣に影響を受けます。
例えば、「ランニングでストライドを広げたいから股関節を伸ばしてるんです!でも最近あんまり意味ないんじゃないかと思って」という方。
生活を伺ってみると、1日12時間パソコンの前に座っていて、4~5時間座り続けることもざらにあると言います。
座り姿勢は股関節を曲げているポジションです。
常にその姿勢でいることで、股関節は曲げた状態で固まり、動かなくなってしまいます。

「今の状態から変わりたい!」という方は、ストレッチだけでなく普段のカラダの使い方を変える必要があります。
1日デスクワークで座っている方は、立って仕事をする時間を取り入れるとストレッチの効果が高まります。

 

③実は必要なのはストレッチではないかも

カラダの機能向上には、柔軟性・安定性・バランスの3つの要素が関わっています。
柔軟性があるけど、安定性が欠けている方は、正しい姿勢を維持することが困難です。
例えば、「仕事が始まって30分くらいは正しい姿勢がキープできるけど、それ以降は背中が丸くなってしまうんです。」という方。
このような方にはストレッチよりもトレーニングが適切です。
正しいカラダの使い方を保つ為には、それを維持するための筋力が必要です。

まず「現状を変えたい!」という方は、姿勢壁テストでカラダの把握をしてみましょう!

 

動画やブログなどでカラダの使い方を解説しています。
『正しい姿勢』『疲れないカラダの使い方』は下記のものを参考にして、実践してください!

 

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

【簡単解説】疲れない立ち方の5つのステップ!

疲れない姿勢のつくり方

暮らしの解剖学

実践している疲れない立ち方が正しいか確認したい場合はこちら↓↓

 

 

初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。

日頃感じている不調が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。

 

適切なストレッチを取り入れて、カラダを変えていきましょう~^0^


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投稿者プロフィール

浅川修一郎
浅川修一郎
資格:
はり師/ きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/ARTプロバイダー

趣味:
フットサル/ランニング/サーフィン(今後の趣味にしていきたい)

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